accelerando

Accelerandoという、singularityを描いたSFを読んだ。猫型ロボットの物語だが、ちゃんと猫らしく勝手な振る舞いをする。

話の筋はともかく、出てくる技術がときどき面白い。訴訟を自動化してDOS攻撃するとか。

物語の後半になると、だいたい仮想空間上の話になってしまって楽しくないのだが、登場人物が日常的にfork(2)するのはうらやましい。

遅れた政府の描写:

convinced that, if you have to pay for software, it must be worth something

また、遅れた人々の描写:

They’re like medieval peasants looking in puzzlement at the troubadour