いろいろな国の起業の例の本

Sarah Lacy: Brilliant, Crazy, Cockey: How the Top 1% of Enterpreneurs Profit from Global Chaosという本を読み終えた。いろんな国を旅していろいろな起業家と話をしたようだ。著者なりの理屈はあるけれど、具体例がおもしろい。地球表面の人間のことをわかりたかったら、やっぱり旅して人と話すのが一番いいのだろうなあ。自分でやらないのでこういう本を読む。

読みながら気になったこと:

  • アフリカ中央部の掘っ立て小屋では携帯の電波が入るのに、サンフランシスコでは入らない
  • 2000年から2010年にかけて、アメリカ(合州国)の民間の雇用は減った
  • スタートアップで働くほうが、かつて安定していることになっていた企業で働くよりもリスクが少ないということになって、つまらない人がスタートアップに集まりはじめた
  • インドの裁判が遅れを取り戻すには300年以上かかるという
  • イスラエルの人が明日がないように働いているという話をインドの人にしたら、われわれは無限の人生があるように過ごしていると言われた。
  • インドはSMS経由の商売が増えている
  • ベルギーがルワンダを30年支配しただけで、のちのちの民族紛争が生じた。