ドイツで働く話

海外で働くエンジニア(or Webの人) Advent Calendar 2014の12月11日分の記事です。半年ほど前から、ドイツのドレスデンという街で、アメリカに本社がある会社に勤めています。

数日前の東京とボストン(シアトル含む)の比較をみて、アメリカとヨーロッパはだいぶ違うのだなあ、とおもったので、そのあたりのことを書いてみましょう。

医療費

このまえ、歯のつめものがとれたので歯医者に行ったら、詰め物をしてくれました。健康保険証を見せただけで、支払いをしないですみました(ただし、詰め物の色を白にしたい場合は、追加の支払いが必要だったようです)。大学の学費も無料だそうです。

ビザ

EU Blue Cardという制度があって、IT-skilled workerで年収がいくらか以上の雇用契約がある人には、ビザがおりるようです。ビザの抽選はきいたことがありません。

チップ

チップは払ってもよいが、べつに特別なことをしてもらったわけではない場合にチップを払わないのは普通のことのようです。

公共交通機関

ドレスデン限定のことですが、路面電車が充実しています。自分は家から職場まで歩いています。

職場の構造

自分のところはオープンオフィスですが、ふつうは三人一部屋くらいの小さい部屋らしいです。

時間の使い方

みんな、ちゃんと帰ります。同じ会社に、自宅で働いている人もけっこういます。インターネットごしに会議できてしまいます。ときどき顔は合わせます。

喫煙者

喫煙者はたいへん多いです。タバコの吸殻が大量にちらばっているところがあります。

労働市場

労働市場の需給がどうなっているのか、いまいちよくわかっていません。自分は、特殊技能をもって入りこんだので、あまり参考にならないでしょう。ベルリンには起業している人がたくさんいるようですが、まだ、その界隈に出掛けていません。

ドイツ語

仕事は英語でも、ドイツ語が話せないと困る場面がいろいろあります。勉強しながら、ややこしいことが起きないように慎重に暮らしています。